9月29日(日)伊勢崎市障害者センターにて、精神障害者にかかわっている県内の福祉事業所スタッフに向けた、研修会を行いました。今回は『エンパワーメントと希望志向のアセスメントと支援計画づくり~自分でつくろう自分のプラン~』でした。
「本人の希望は何なのか」「強みとして何が生かせるか」「これからの生活をどうしていきたいのか」そういった本人が主役となった計画づくりをやっていこうという研修会でした。
頭では分かっていても、どうしても支援者目線で考えてしまうのは、支援者のみなさんありがちなのではないでしょうか。
実際に、支援者のプランを立ててみるというグループワークはおもしろかったですよ。
まず、これから職場で仕事内容が変わる予定のAさんのアセスメントです。これから、どんな自分でいたいのか、やりたいこと、かなえたい希望を知り、それを支援するチームを作ります。Aさんの支援者として、話しやすい上司、家族、同僚、後輩、彼氏、仕事内容を知っている人があげられました。それぞれにどんな支援をしてほしいのかを具体的に資料に記入していき、Aさんの包括的なケアプランが出来上がります。
プランを作るときに、立場の違う支援者が集まることが大切であり、多角的に支援が行き届くことにつながるということでした。
次回は来年3月予定です。お楽しみに!